カルニチン

“カルニチン”という成分をご存知でしょうか?

最近、筋肉サプリメントやダイエットサプリメントに配合されているのを見かけますね。

 

調べたところ、

なぜマイナーなのか分からないほど、

脂肪燃焼・筋トレにおいて重要な成分だと分かりました。

 

 細マッチョを目指したい

 キレイなスタイルで水着が着たい

 メタボを解消したい

 

このような方は、カルニチンの摂取を意識してください。

筋トレの効率が一気に変わります。

この記事では、カルニチンの効果を解説しますね。

【カルニチンの働き】脂肪燃焼効果

脂肪燃焼

カルニチンは必須アミノ酸のリジンとメチオニンから作られる化合物です。

一応、カルニチン自身もアミノ酸に分類されます。

 

カルニチンの大きな特徴は、脂肪燃焼に欠かせないことです。

 

脂肪は運動などの刺激があると、脂肪酸として血液中に流れ出します。

脂肪酸は細胞内のミトコンドリアに入ると、エネルギーとして燃焼されます。

 

しかし脂肪酸だけでは、ミトコンドリアに入ることが出来ません。

カルニチンと結合して、初めてミトコンドリアに入ることができます。

 

つまりカルニチンが不足していると、脂肪燃焼が難しくなります。

 

ダイエットや筋トレで脂肪を落としたいならカルニチンは欠かせません。

脂肪が落ちないことに悩んでいるなら、カルニチンの摂取をオススメします。

カルニチンは加齢とともに減少する

加齢

カルニチンの合成能力は加齢とともに弱くなります。

そのため60代になると、

20代の頃に比べて、約40%もカルニチンが減少します。

 

他にもメタボ体型の方は、

カルニチンが少ない傾向にあります。

 

「最近、太ってきたな…」

「いつになったら細マッチョになれるのか…」

「運動しても痩せにくくなったな…」

 

このような悩みをお持ちでないですか?

痩せにくくなった方こそ、カルニチンの摂取をオススメします。

がむしゃらに筋トレするのではなく、効率よく筋トレに励んでくださいね。

脂肪燃焼以外にも筋トレ・筋肉に役立つ

筋トレ

カルニチンは脂肪燃焼をサポートするだけではありません。

筋トレ・筋肉に役立つ働きもあります。

 

  • 血行を良くする
  • アンドロゲン受容体の増加

 

カルニチンは毛細血管を拡張して血行を良くします。

血行が良くなれば、筋肉に多くの酸素・エネルギーを運べます。

血行と筋トレは大いに関係があります。

 

もう一つ、カルニチンは“アンドロゲン受容体”をサポートします。

アンドロゲン受容体には、男性ホルモンを筋肉で受け取る働きがあります。

男性ホルモンが筋肉の発達を促すことは有名ですね。

筋トレで分泌量が増えた男性ホルモンを、しっかり筋肉で受け取ることができます。

カルニチンを多く含む食材

牛肉

  • 牛肉
  • ラム肉
  • 馬肉
  • カジキマグロ
  • 赤貝

 

カルニチンは赤身肉に多く含まれています。

ラム肉は脂質も少なくオススメですが、食べる機会が少ないと思います。

牛ヒレ肉なら食べやすく、脂質も少ないのでオススメです。

 

魚介類にはカルニチンの原料となる、

リジンとメチオニンが豊富に含まれています。

 

肉類より低カロリーなので、細マッチョを目指したい方にオススメです。

リジンとメチオニンはマグロ・カツオに多く含まれていますよ。

摂取量と摂取タイミングについて

タイミング

厚生労働省が定めるカルニチンの上限摂取量は1,000mgです。

脂肪燃焼効果を実感するには、500mgほど摂取したいですね。

 

100gの牛肉だと60mgほどしか含まれていません。

脂肪燃焼を意識するなら、サプリメントで摂取することをオススメします。

 

サプリメントを摂取するタイミングに決まりはないですが、

オススメは運動前です。

せっかく運動して脂肪が血液中に溶けだしても、

カルニチンがないとエネルギーとして使えないからです。

カルニチンと相性の良い成分・悪い成分

良い 悪い

カルニチンと他の成分の相性について解説します。

 

【カルニチンと相性の良い成分】

・a-リポ酸

ダイエットの際に美容を意識するなら、a-リポ酸が役立ちます。

a-リポ酸は糖質を効率よく代謝させます。

糖質の代謝が遅れてタンパク質と結びつくと、糖化反応が起こります。

糖化が起こると、肌の弾力が落ちて老化が進みます。

ダイエットで糖質を燃やす際には、a-リポ酸で美容も意識しましょう。

 

・コエンザイムQ10

コエンザイムQ10も栄養をエネルギーに変えるサポートをします

カルニチンと一緒に摂ることにより、より効率的にダイエットを行えます。

 

【カルニチンと相性の悪い成分】

・アルコール

カルニチンは肝臓で合成されますが、アルコールは肝臓の機能を低下させます。

筋肉を分解させる効果もあるので、筋トレする際にアルコールを飲むのは止めましょう。

まとめ

カルニチンを知ってるか知らないかで、

筋トレの効率に大きな差が生まれます。

 

細マッチョ体型を作りたい方は、とくに摂っておきたい成分です。

 

キツい筋トレを頑張るなら、

カルニチンを摂って少しでも効率を良くしてくださいね!

 

カルニチン+筋トレに役立つ成分を配合した筋肉サプリメントもあります。

効率よく筋肉をつけたい方は、下記の記事も参考にして下さいね!