りんご

リンゴといえばダイエットや減量時の食材として有名です。

しかし最近は、体重を落としたい方だけでなく、

筋トレで筋肉をつけたい方からも人気があります。

 

理由はリンゴに含まれる“ウルソル酸”が筋トレに効果的だと分かったからです。

リンゴが筋トレにどのように役立つのか?

解説するので、ぜひ参考にして下さいね。

天然の筋肉増強剤”ウルソル酸”の効果とは?

ウルソル酸には以下の効果があります。

 

  • 筋肉の合成を促す
  • 脂肪の燃焼を促す
  • コラーゲンを修復する

 

筋肉の合成を促すホルモンに“IGF-1”と呼ばれるものがあります。

ウルソル酸はIGF-1を増加させます。

ちなみにIGF-1は育毛にも効果的です。

 

さらにウルソル酸は“リパーゼ”を活性化させます。

リパーゼは脂肪を分解する酵素なので、

ウルソル酸の摂取は脂肪燃焼にも繋がります。

 

コラーゲンを修復するときにもウルソル酸が役立ちます。

そのためウルソル酸を配合した化粧品が増えてきました。

 

筋肉の合成を促して、脂肪の燃焼を助けて、美容にも効果的…。

筋トレでカッコいい体型を目指すなら、ウルソル酸はかなりオススメです。

 

気を付けてほしいのが、

ウルソル酸はリンゴの皮に多く含まれています。

ウルソル酸を摂るなら皮ごとリンゴを食べましょう。

リンゴの凄さはウルソル酸だけじゃない

リンゴに含まれる栄養で凄いのは、ウルソル酸だけではありません。

リンゴは「1日1個のリンゴで医者いらず」と言われるほど栄養豊富な果物です。

筋トレに効果的なリンゴの栄養をいくつか紹介します。

リンゴポリフェノール

リンゴポリフェノールには抗酸化作用があり、傷ついた筋肉を回復させます。

筋肉痛だと筋トレを継続して行えません。

筋肉痛を回復させるリンゴポリフェノールで、万全な状態を作りましょう。

リンゴ酸

リンゴ酸は有機酸の1つです。

有機酸で有名なものといえばクエン酸があります。

 

リンゴ酸にはクエン酸と同じく、疲労回復効果があります。

クエン酸やリンゴ酸は、

乳酸を分解してエネルギーとして使えるようにしてくれます。

そのため疲労回復に効果的です。

ペクチン

ペクチンは食物繊維の一種です。

善玉菌である乳酸菌を増やすので、腸内環境を整える働きがあります。

筋トレ後は良質な栄養を吸収することが重要です。

腸内環境を整えることは、良質な栄養吸収に欠かせません。

 

さらにペクチンは糖質の吸収を抑えます。

糖質の吸収が抑えられると、血糖値の上昇も抑えられます。

脂肪が蓄えられるのは血糖値が上がった時です。

ペクチンは脂肪を蓄えることも抑制してくれます。

リンゴはGI値が低い

筋肉の中には“グリコーゲン(糖質)”があります。

筋肉を動かす主なエネルギー源は、このグリコーゲンです。

そのため筋トレするなら、糖質の摂取も欠かせません。

 

しかし糖質を摂取すると血糖値が上がり、

体に脂肪を溜め込むインスリンが多く分泌されます。

 

そこでオススメなのが“低GI値”の食材です。

(GI値=血糖値が上がるスピード)

 

米やパンはGI値が80~90台の高GI値食材です。

しかしリンゴはGI値が40台の低GI値食材です。

 

大体ですがGI値60を超えると、高GI値食材と言われます。

リンゴはGI値の観点から考えても、太りにくい食材です。

さらに食物繊維が豊富なので、お腹を満たせます。

 

ダイエット目的で筋トレするなら、リンゴはオススメですよ。

まとめ

筋トレで筋肉をつけるなら大量の栄養が必要です。

しかしそれだと高カロリーになる問題があります。

ダイエット目的で筋トレするときの難しい問題です。

 

しかし様々な食材を調べると、

リンゴのように低カロリー・低GI値だけど栄養豊富な食材もあります。

 

筋トレで脂肪を落としつつ筋肉をつけるなら、

リンゴをオススメします!