「ほうれん草が体に良い」というのは認識されていますが、
具体的な栄養はあまり知られていません。
そこでこの記事では、
ほうれん草の栄養が筋トレに役立つ理由を解説します。
ほうれん草はマルチに栄養が豊富なので、
筋トレ時のビタミン・ミネラル補給にオススメの食材です。
ぜひ参考にして下さいね。
ほうれん草の栄養
※ホウレンソウ100gあたりの主な栄養素※
カリウム・・・690mg(小松菜の約1.4倍)
マグネシウム・・・69mg(小松菜の約5.8倍)
鉄分・・・2.0mg(小松菜の約0.7倍)
マンガン・・・0.32mg(小松菜の約2.5倍)
β-カロテン・・・4200μg(小松菜の約1.35倍)
ビタミンK・・・270μg(小松菜の約1.3倍)
葉酸・・・210μg(小松菜の約1.9倍)
比較対象として小松菜を選びました。
小松菜は“天然のマルチサプリ”と呼ばれるほど、
栄養が豊富な野菜です。
しかしほうれん草は、そんな小松菜を上回る栄養を持っています。
ここで挙げた7つの栄養素には、それぞれ筋トレに効果的な役割があります。
詳しく御紹介しましょう。
ほうれん草の7つの栄養素を詳しく解説
カリウム
カリウムは体内で筋肉細胞に働きかけ、筋肉を収縮させる役割を果たします。
カリウムが不足すると、筋肉は正常な収縮機能を保てなくなります。
夏場、汗をかいて足がつるのはカリウム不足が1つの原因です。
筋トレするならカリウムを不足させないようにしましょう。
マグネシウム
マグネシウムには細胞の中のカルシウム濃度を調節する働きがあります。
細胞内のカルシウム濃度が高くなり過ぎると、筋肉の動きを妨げます。
カリウムと同様にマグネシウムも、筋肉の働きに影響を与える栄養素です。
筋トレで体を動かす方は摂取を意識しましょう。
鉄分
血液中のヘモグロビンが酸素を運搬するには、鉄のイオンが欠かせません。
筋トレ中は筋肉が多くの酸素を必要とします。
正常に酸素を運搬できる状態をキープしましょう。
マンガン
マンガンは骨の形成に影響を及ぼし、脂質の代謝を促します。
さらに性機能の維持にも効果を発揮します。
元気でいるために欠かせない栄養ですよ。
β-カロテン
β-カロテンは強力な抗酸化作用を備えています。
β-カロテンは必要に応じて、体内でビタミンAに変換されます。
ビタミンAは粘膜を健康に保つ働きがあるので、風邪の予防になります。
嬉しい効果ですが筋トレと何の関係が?と思った方もいますよね。
実は激しい運動をすると一時的に、免疫力が下がる傾向にあります。
たとえばフルマラソンを走った選手は、高い確率で風邪をひきます。
筋トレも疲労が溜まる運動です。
筋トレして風邪をひいて体が弱る…。
意味がないですよね。
しっかりビタミンを摂って健康を保ちましょう。
ビタミンK
ビタミンKは“オステカカルシン”というタンパク質を活性化させて、
カルシウムを吸収をサポートします。
筋トレを行うと骨にも細かい傷がつきます。
しっかり回復させることで、以前より強い骨になります。
骨といえばカルシウムとビタミンDが有名ですが、
ビタミンKも摂取する事で、より強い骨を作ることができます。
葉酸
タンパク質は酵素が働いて合成されます。
しかし酵素は単体では上手く働けません。
葉酸が補酵素として働くことで、筋肉をスムーズに合成できます。
さらに葉酸は“造血のビタミン”と呼ばれています。
筋肉を成長させるには、血液で大量の栄養を運ぶことが必要です。
妊活で有名な葉酸ですが、筋トレで筋肉をつけるにも欠かせない栄養ですよ。
まとめ
筋トレすると、どうしてもタンパク質ばかり意識します。
しかしタンパク質だけだと筋肉は成長しません。
ほうれん草のようにマルチに栄養を含んだ野菜を食べることで、
効率よく筋肉を鍛えてくださいね^^
もっと手軽に栄養を摂取するなら、
筋肉サプリメントもおすすめです。
効率よく筋トレしたい方は、
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