「肩こりが気になって仕事に集中できない…」
肩こりが原因で仕事の効率が落ちていませんか?
そのような状態では、良い仕事はできません。
そこで筋肉(僧帽筋)を鍛えて、肩こりの解消&予防を行いましょう。
温めても、マッサージをしても、一時的な肩こり解消にしかなりません。
筋トレで筋肉を鍛えれば解消&予防になります。
この記事を参考に、肩こり解消&予防の筋トレを行ってくださいね!
(※長期間の肩こり、あまりに重い肩こり、手足のしびれ、眩暈・吐き気など、このような症状がある場合は、医療機関を受診しましょう。)
いきなり筋トレをするのはNG
肩こりは筋肉に負荷がかかって、血行が悪くなっている状態です。
その状態で筋トレをしても、肩こりを悪化させる可能性があります。
まずは血行を良くして、老廃物を流しましょう。
入浴やストレッチなどで血行を改善して、
ある程度肩が動く状態で筋トレをしてくださいね。
僧帽筋を鍛える
肩こり解消&予防のためには、僧帽筋を鍛えましょう。
僧帽筋は頭の後ろから肩・背中に広がる筋肉で、腕と頭を支えています。
実は腕って、かなり重いんですよ。
両腕で6~8kgほどあります。
そのため肘掛け椅子に腕を置くと楽ですよね。
僧帽筋は腕も支えて、
ボウリングの球ほどある頭も支えている筋肉です。
そのため疲れやすく肩こりの原因になります。
僧帽筋に効く筋トレ方法は、下記の動画を参考にして下さい。
大胸筋を鍛える
肩こり解消方法で「大胸筋の筋トレを行いましょう」と言うと、
必ず「何で??」って顔をされます(笑)
肩こりの原因の1つは、姿勢の悪さです。
前かがみになることによって、僧帽筋が伸び続けて負荷がかかります。
この僧帽筋が伸びた状態を、元に戻してくれるのが大胸筋です。
筋肉は対となる筋肉が働いて収縮・伸長します。
たとえば力こぶを作る時、上腕二頭筋は収縮しています。
この収縮した上腕二頭筋は、自分の力で戻ることはできません。
反対側の筋肉、いわゆる二の腕部分の筋肉(上腕三頭筋)が働いて元に戻るのです。
筋肉を鍛えるときは、対となる筋肉を鍛えないと体のバランスが悪くなります。
肩こり解消のために僧帽筋を鍛えるなら、対となる大胸筋の筋トレも取り入れましょう。
大胸筋を鍛える筋トレ方法は、“腕立て伏せ”です。
1回も出来ない人は、膝をついてもいいので挑戦してみましょう。
インナーマッスルを鍛える
インナーマッスルを鍛えると、体幹が強くなるので姿勢が良くなります。
姿勢が良くなると血行も良くなるので、肩こり解消&予防に効果的です。
鍛え方は下記画像の姿勢を1分間キープするだけ。
これを3セット行ってください。
30秒持たない人は、だいぶインナーマッスルが弱っています^^;
欧米人は肩こりにならない?
「欧米人は肩こりにならない」という説をたまに聞きます。
嘘です。欧米人も肩こりになります。
日本人だけ肩回りの血行が悪くなるなんてあり得ません。
ただし欧米人はデスクワークでも日本人ほど座り続けないので、
肩こりになりにくいのは事実です。
さらに体格が良いので、筋トレせずとも僧帽筋が発達しています。
「肩こりにならない」というより「肩こりになりにくい」が正しいです。
なぜ女性に肩こりが多い?
肩こりは男性よりも女性に多い症状です。
大きな理由は下記の2つです。
筋力の差
冷え性
女性の上半身(僧帽筋・三角筋)の筋肉量は、
男性の約70%ほどしかありません。
さらに体質・スポーツ人口の少なさ・ファッション性なども関わり、
女性は冷え性の方が多いです。
このような原因で、女性のほうが肩こりになりやすいです。
女性の方は特に意識して、肩こりに効く筋トレを取り入れましょう。
目の疲れが肩こりに繋がる理由
「目が疲れると肩こりになる」というより「目が疲れるほど体を酷使したから肩こりになっている」が近いと思います。
パソコンを5分ほど使っても、目は疲れませんよね。
しかし仕事になると、2時間、3時間…
下手をすれば1日中パソコンと睨めっこしてる人もいます。
そうなれば目も疲れますし、体も疲れます。
自律神経のバランスを崩すことも考えられますし、
同じ姿勢だったら筋肉に負荷をかけ続けます。
このような状態なら肩こりになってもおかしくないですよね?
人間の体は繋がっているので、目だけ疲れる、肩だけ疲れるというのは意外と少ないです。
まとめ
日々の積み重ねが肩こりの原因になります。
しかし日々の筋トレで、肩こりを予防・解消することも可能です。
血行を良くする
筋トレをする
姿勢を良くする
地味ですが、これらのポイントが肩こり解消に役立ちます。
肩こりが辛いと仕事に集中できません。
仕事に集中するためにも、肩こり解消の筋トレに取り組んでくださいね^^