食べ物だけでなく、水分補給も筋トレするうえで重要です。
水がどのように役立つか?
どれくらい水分補給すればいいのか?
水とスポーツドリンクはどっちが良い? などなど
食べ物よりも情報が少ないので、判断が難しいですよね。
そこでこの記事では、筋トレと飲み物について徹底解説します。
水分補給の重要性を知って下さいね^^
筋トレと水分補給の関係
人体の60~65%は水分で構成されています。
けれどもカロリー・栄養ゼロの水分が何の役に立つのか?
筋トレと水分補給の関連性を解説します。
老廃物の排出
筋トレする方は、栄養補給の重要性を知っています。
しかし老廃物の排出には、無頓着な方が多いです。
どれだけ栄養を摂っても、
老廃物が多いと栄養が吸収されにくいです。
吸収されたとしても、せっかくの栄養が老廃物の排出に使われます。
そして血液のほとんどは水分です。
水分を新しく補給されないと、汚れた血液が体を巡り続けます。
筋肉に栄養を届ける血液が汚れている…。
どれだけ効率が悪いかイメージがつきますよね。
代謝を上げる
ダイエット目的で筋トレを行う人もいますよね。
水を飲むと代謝が上がります。
その結果、カロリーを消費しやすい体質になります。
もしかしたらボクサーは、
水を飲まないイメージがあるかもしれません。
確かに試合前の減量時は水を飲まない人もいます。
けれども普段の練習中は、水をたくさん飲むよう指示されます。
水を飲む⇒練習⇒汗をかく⇒水を飲む…
めちゃくちゃ代謝が良くなります。
消費カロリーが増えて脂肪が減れば、キレのある体型に近づきます。
筋トレで筋肉を増やすことも大事ですが、
脂肪を減らすこともボディメイクに繋がります。
体温を下げる
筋トレは負荷が高いほど、大きい筋肉を作ることができます。
しかしハードな筋トレであるほど、体温が上がります。
体温が上がれば内臓に負担をかけます。
たとえば肝臓は、エネルギー源であるグリコーゲンを貯蔵しています。
負担がかかった状態だと、エネルギーの生産もうまくいきません。
疲労や筋力が下がる原因になるので、筋トレの効率が悪くなります。
水分補給をして体温を上げ過ぎないようにして下さい。
安全に筋トレを行うためにも、水分をしっかり補給しましょう。
血流を良くする
筋トレは傷ついた筋肉を回復させることで、初めて意味があります。
傷ついた筋肉を回復させる栄養は、血液が届けてくれます。
水分が不足して血液がドロドロだと、スムーズに栄養を筋肉まで運べません。
水分補給で血流を良くすることは、
筋肉の回復にも効果的です。
ダイエット目的で筋トレするなら、水は本当に重要
老廃物の排出や代謝を上げるなど、水分補給にはダイエットに役立つ効果もあります。
それだけでなく、水を飲むと食欲を抑えることができます。
「水を飲んだら、空腹感がまぎれた」
少し考えるとおかしな話じゃないですか?
水はカロリーゼロですよ?
何が言いたいのか?
人間の食欲なんて、適当なものだということです。
脳は喉が渇いたことを、お腹が減ったと勘違いすることもあります。
アルコールを飲めば、お腹がいっぱいでもラーメンが食べたくなります。
嫌なことがあれば、食欲が落ちます。
どれだけ食べたかなんて関係ないですよね。
ダイエットが下手な人は“食事”を変えようとします。
食欲は人間の欲求なので、ほぼ失敗します。
ダイエットが上手な人は“習慣”を変えようとします。
毎日水を飲むくらいなら続けられます。
水を飲めば、いつの間にか代謝が上がり、老廃物が排出され、食欲が抑えられています。
ダイエット目的で筋トレするなら、水分補給はオススメです。
効率がかなり良くなりますよ。
いつ・どれくらい水分補給すればいいのか?
一気に水を飲むと、水中毒になる可能性があります。
こまめに水分補給を行いましょう。
一度に飲む量はコップ1杯程度です。
水分補給で特に意識してほしいタイミングは、
起床後と筋トレ前です。
寝ているだけでコップ1杯分の水分が失われます。
起床後は積極的に水分補給を行いましょう。
そして喉が渇いてから、水分補給するのは遅いです。
筋トレ前に水を飲んで、体が水分不足になるのを防ぎましょう。
1日に飲んでほしい水分量は、以下の式で表せます。
体重×30~40ml
60kgの人なら1,8L~2,4Lくらいです。
季節・体質・運動量にも左右されますので、大体の目安にしてくださいね。
筋トレ時は水とスポーツドリンク、どっちがオススメ?
真夏の熱中症対策にはスポーツドリンクがオススメです。
汗と一緒にミネラルも失うので、栄養も摂れるスポーツドリンクが役立ちます。
けれども熱中症の恐れがない場合で、
ダイエットしたいならスポーツドリンクはオススメできません。
スポーツドリンクには砂糖が大量に入っています。
スポーツドリンク500mlのカロリーは大体100kcalです。
体重60kgの人が1.5km走った消費カロリーを打ち消すのがスポーツドリンクです。
スポーツドリンクは人工甘味料も多いです。
熱中症の恐れがなくてダイエットしたいときは、
スポーツドリンクより水をオススメします。
まとめ
人体の大半は水分です。
そのため水分が不足すると、人間のパフォーマンスはガクッと落ちます。
ハードな筋トレで水分不足にならないために、
こまめな水分補給を心がけましょう。