細マッチョやボクサー体型になりたい人は多いです。
やはりモテる体型の代表例ですもんね(笑)
しかし細マッチョ・ボクサー体型になる方法を、具体的に知ってる人はあまりいません。
なぜボクサーは細マッチョになるのか?
どんな筋トレをしているのか?
どこを鍛えればいいのか?
疑問に思っていたので、元・ボクサーの方に聞いてきました。
意外な事実が多かったので、ぜひ参考にして下さいね。
細マッチョ・ボクサー体型になるために、筋トレをガムシャラに頑張るのは間違いですよ!
ボクサーは筋トレをしない?
今回お話を伺ったのは、祐さん(ペンネーム)。
高校生時代に3年間ボクシングを経験した方です。
現在はトレーニングの指導をお仕事にされています。
※読みやすいように一部言い方を変更しています。
本日はよろしくお願いします!
こちらこそ、よろしくお願いします。
「」=私 『』=祐さん
「早速ですが、ボクサーはどんな筋トレをしているんですか?」
『ボクサーは、あまり筋トレしませんよ。』
「え?そうなんですか?」
『もちろん人にもよりますが、私は練習の終わりに腹筋・背筋を少しする程度でした』
「それだけで腹筋が割れた細マッチョ体型になるんですか?」
『ボクサーは体脂肪率が低いですから』
「確かに人間の腹筋は元から割れているので、体脂肪率が低ければ割れた腹筋が見えますけど…」
『あまり納得されていませんね(笑)』
「いや、そんなことはないですよ(笑)ただ、1つ疑問があります」
『何でしょう?』
「なぜボクサーだけ、体脂肪率が低くなるのでしょうか?野球部やバレーボール部も辛い練習をしています。それでも体脂肪率が低くて、腹筋が割れている部活といえばボクシング部です。」
『METs(運動強度)の違いだと思います』
「METsとは何ですか?」
『安静時の何倍カロリーを消費しているか表す単位です。安静時は1.0METsです。たとえば散歩は2.5METsなので、安静時の2.5倍カロリーを消費することになります』
「ボクシングはMETsが高いってことですか?」
『その通りです。だいたいですが野球は5.0METs、バレーボールは8.0METs、ボクシングは12METsです』
「12METsって凄いですね…」
『野球やバレーボールが楽だと言うわけではありません。ボクシングのしんどさって異常なんですよ。他にMETsが高い競技は水泳です。水泳選手も腹筋が割れているイメージがありませんか?』
「確かにカッコいい体型の代表例ですね」
『脂肪が落ちれば筋肉が目立ちます。特に男性はその傾向が強いです。ボクサーって筋肉が発達しているのではなく、体脂肪が少ないだけなんですよ』
「つまり細マッチョ・ボクサー体型になりたかったら、筋トレよりも体脂肪率を低くしろと。」
『そうですね。手っ取り早く細マッチョになる方法は、脂肪を燃やす有酸素運動の割合を多くすることです。筋トレを全くしないのはオススメしませんが…(笑)』
「細マッチョになるためのオススメの有酸素運動ってありますか?」
『やっぱりMETsの高い競技がオススメですね。ボクサー体型になるにはボクシングジムに通うのが一番です(笑)他にはベタですけど、水泳・ランニングがオススメですね』
ボクサー体型とガリガリ体型はどう違うの?
ここで私は1つ疑問を持ちました。
「ボクサー体型とガリガリ体型って何が違うのだろう?」
ボクサーもガリガリも体脂肪が少ないです。
けれども片方はモテる体型で、片方は気持ち悪いと罵られます…。
この違いを知らないと細マッチョ・ボクサー体型ではなく、ガリガリ体型になるだけでは…?
ボクサー体型とガリガリ体型は何が違うのか、しっかり聞いてきました!
ボクサー体型とガリガリ体型って何が違うのでしょうか?
大きな違いを1つ挙げるなら、肩の筋肉ですね
「」=私 『』=祐さん
「肩の筋肉ですか?」
『はい。“三角筋”を鍛えることが、ボクサー体型になる方法で大事なポイントです』
「ここの筋肉を鍛えることが、ボクサー体型になる方法なのですか?正直、ピンっときていないのですが…」
『そうですね…(考え中)…。質問返しになりますが、ボクサー体型ってどんな体型か説明できますか?』
「そう言われるとボクサー体型って、どんな体型か説明しづらいですね」
『ボクサー体型って、“体脂肪の少ない逆三角形の体型”なんですよ。ガリガリの人は痩せているだけで逆三角形ではありません。逆三角形の体型を作るには、肩幅を広くすることが求められます。肩幅を広くするには…』
「肩の筋肉を鍛えればいい!」
『その通りです(笑)細マッチョ・ボクサー体型に憧れて筋トレする人って、腕立て・腹筋・背筋だけで肩の筋肉を鍛える人が少ないです』
※肩の筋肉を鍛える方法は、こちらの動画が参考になります↓↓
「なるほど。でも、ボクシングって肩の筋肉が発達するんですか?」
『ガードを上げてるだけで、鍛えられますからね』
「あ、たしかに」
『素人で2Rガードを上げ続けられたら凄いです。ガードを上げ続けるボクサーの三角筋は知らない間に鍛えられています』
「腕って意外に重たくて、両腕で6~8kgありますもんね。それを振り回すボクサーって凄いですね(笑)」
『パンチを打つと肩だけでなく、広背筋も鍛えられますしね。広背筋も肩幅の印象を決める筋肉です』
「ふーむ。つまり細マッチョ・ボクサー体型になる方法は、“体脂肪を落とす””肩を鍛える”この2点を意識すればいいと」
『そうですね。特に意識してほしいポイントです。』
「腕立てや腹筋はしなくていいと?」
『いえ、それは極端です(笑)バランスよく鍛えたほうがカッコいい体型になるので、腕立てや腹筋も取り入れることをオススメします。』
「そりゃそうですよね(笑)いやー、凄く勉強になりました!何だか細マッチョ・ボクサー体型になるための道筋が見えた気がします!」
『それは良かったです(笑)論理を立ててトレーニングを行えば、細マッチョ・ボクサー体型になるのは難しくないですからね』
「祐さん、本日はありがとうございました!」
『こちらこそ、お役に立てたなら幸いです^^』
まとめ
【細マッチョ・ボクサー体型になるには】
体脂肪を落とす
肩幅を広くする
バランスよく全身を鍛える
細マッチョになるには、有酸素運動・筋トレが大事なことは誰でも知っていると思います。
しかし考えてみると、
バカみたいに腹筋をする必要はなかったり、
肩を鍛えることが意外に重要だったりと、
効率の良い方法を知ることができます。
今回、取材を受けていただいた祐さんには本当に感謝です。
是非この知識を活かして、今年こそ細マッチョ・ボクサー体型を手に入れてくださいね^^
当サイトのトップページでは、
筋トレ初心者の私が、1ヶ月で腹筋を割った体験談を紹介しています。
筋トレの効果をイマイチ感じていない初心者の方は、
ぜひ参考にして下さいね。