喫煙のデメリットを甘く見ていませんか?
タバコを吸うと筋トレの効率が悪くなります。
とはいえデメリットを具体的に知らないと、
タバコをやめる気にならないですよね。
そこでこの記事では、
タバコが筋トレの効果を下げる理由を解説します。
タバコが筋肉にあたえる悪影響を知って、
納得してタバコをやめてくださいね^^
筋肉の回復力の低下
筋トレはトレーニングで筋肉を傷つけて、
栄養を摂って回復させることで、以前より大きい筋肉に成長します。
タバコを吸えば血行が悪くなるので、
筋肉まで栄養を届けることが難しくなります。
傷ついた筋肉を回復させない限り、筋トレに意味はありません。
さらに筋肉の回復には、ビタミンCなどの抗酸化物質も必要です。
しかしタバコ1本吸うと、
ビタミンCが約25mg~70mg破壊されます。
一日に必要なビタミンCは約100mgなので、喫煙の悪影響の強さが分かると思います。
筋力・瞬発力の低下
上記でも書きましたが、筋トレは筋肉に細かい傷をつけることが目的です。
そのためには重い負荷をかける必要があります。
しかしタバコを吸う人は、
ニコチンがなければ神経が興奮しにくい状態に陥ります。
神経が鈍い状態では、筋力・瞬発力が低下します。
タバコを吸う人は、重い負荷に耐えることが難しくなります。
軽い負荷で筋トレをするのは効率が悪いです。
喫煙による筋力・瞬発力の低下は、効率の良い筋トレを邪魔します。
肌質が悪くなる
タバコは肌質を悪くします。
たとえば“スモーカズフェイス”という症状があります。
タバコを吸う人に発症する、不自然な老け顔のことです。
(画像を調べると、少しゾッとします…)
筋トレする理由は皆さん色々あります。
けれどもモテたくて筋トレをする気持ちは、若干あると思います(笑)
せっかく筋肉をつけても肌質が悪いと台無しです。
筋トレをするならタバコをやめて、キレイな肌を手に入れましょう。
臓器に負担をかける
タバコは臓器に負担をかけます。
たとえば肝臓がニコチンを分解するには2時間かかると言われています。
一日何本もタバコを吸えば、
肝臓はフルで活動し疲弊します。
肝臓はタンパク質の組み換えを行っている場所です。
食事などで摂取したタンパク質は、小腸でアミノ酸まで分解して肝臓に運ばれます。
そして肝臓が体の各部位で使えるように組み替えます。
肝臓がしっかり働くことによって、筋肉まで栄養が届くのです。
臓器に負担をかけるタバコは、
筋肉の回復に必要な栄養補給を邪魔します。
集中力の低下
タバコは集中力の低下を招きます。
ニコチンが切れると、タバコのことで頭がいっぱいになりますよね。
そんな状態で筋トレなんてできません。
喫煙してから筋トレなんて最悪です。
血流が悪くなったり、息切れするのも問題ですが、
タバコはアルコールとは逆で、気分をローにします。
ローテンションで、力が発揮できない状態で筋トレ…。
効率が悪いどころの話じゃないです(笑)
たまに「タバコを吸えば集中力が上がる」と言う人がいますが、
集中力が上がったのではありません。
ニコチン切れで下がっていた集中力が、元に戻っただけの話です。
なぜかタバコをかばう人
なせかタバコをかばう人がいます。
「筋トレは無酸素運動だからタバコと筋肉は無関係!」
そんなわけありません。
確かに有酸素運動よりは、弊害を実感しにくいかもしれません。
しかし上記で紹介したようなデメリットが数多くあります。
もしもこれらのデメリットを打ち消すようなメリットがあれば、タバコを吸うのも良いと思います。
けれども私は何一つ思い浮かびません。
この世にタバコしかストレス解消の手段がないなら、
禁煙しろと言うのは酷ですが、そんなことはないですよね。
「あの人もタバコを吸いながら筋トレしてるし…」
こんな理由でタバコを吸うのは、今日限りにしましょう!
タバコを吸わなければ、もっと楽に筋肉をつけることができますよ^^
まとめ
プロテイン代が高いと言う人がいます。
その人はタバコを吸っていました…
ジム代が高いと言う人がいます。
その人はタバコを吸っていました…。
タバコをやめて、浮いたお金で他の物を買えば
どれだけ生活が充実するか…(笑)
今一度、健康面・金銭面でのタバコのデメリットを考えてみてはいかがでしょうか?