バナナ

ボディビルダーが愛用する果物といえば“バナナ”です。

なぜバナナはボディビルダーから人気を得ているのか?

気になったので、筋トレとバナナの関係について調べました!

バナナは栄養が豊富!

カリウム

バナナには体作りに必要な栄養素が豊富に含まれています。

 

※バナナ100gあたりの栄養価※

エネルギー・・・86 kcal
炭水化物・・・22.5 g
糖質※単糖当量・・・19.4 g
食物繊維・・・1.1 g
脂肪・・・0.2 g
飽和脂肪酸・・・0.07 g
一価不飽和脂肪酸・・・0.02 g
多価不飽和脂肪酸・・・0.04 g
タンパク質・・・1.1 g
ビタミンA相当量・・・5 μg
β-カロテン・・・42 μg
チアミン (B1)・・・0.05 mg
リボフラビン (B2)・・・0.04 mg
ナイアシン (B3)・・・0.7 mg
パントテン酸 (B5)・・・0.44 mg
ビタミンB6・・・0.38 mg
葉酸 (B9)・・・26μg
ビタミンC・・・16 mg
ビタミンE・・・0.5 mg
カリウム・・・360 mg
カルシウム・・・6 mg
マグネシウム・・・32 mg
リン・・・27 mg
鉄分・・・0.3 mg
亜鉛・・・0.2 mg
セレン・・・1μg
水分・・・75.4 g
水溶性食物繊維・・・0.1 g
不溶性食物繊維・・・1.0 g
ビオチン(B7)・・・1.4μg
有機酸・・・0.7 g

 

次はバナナの栄養が筋トレに向いている理由を解説します。

栄養豊富だが低カロリー・低GI値

低カロリー

バナナは栄養豊富で炭水化物が多いわりに、低カロリー・低GI値なのが特徴です。

おにぎりは100gで179kcalですが、バナナは86kcalなので半分以下です。

 

そしてバナナはGI値が55です。

GI値とは血糖値が上がるスピードのことです。

 

血糖値が上がると、インスリンが分泌されて脂肪を溜めやすくなります。

白米・パンはGI値が80・90台なので、脂肪を溜め込みやすい食材といえます。

 

筋トレでカッコいい体を作るなら、脂肪を減らすことが大切です。

カロリー・GI値が低いバナナは、筋トレの栄養補給にオススメですよ。

筋トレ前のエネルギー補給に最適

筋トレ

筋トレ前はエネルギーを補給する必要があります。

エネルギー不足で筋トレを行うと、多くの筋肉が分解されます。

さらに高重量の負荷に耐えることも難しくなります。

 

そこでボディビルダーは、筋トレ前のエネルギー補給を大切にします。

バナナに含まれる糖質(ブドウ糖・果糖・ショ糖)は、吸収されやすいことが特徴です。

筋トレ30分前に食べれば、

しっかり筋トレのエネルギーとして使うことができます。

 

万全な状態で筋トレするためにも、バナナでエネルギーを補給しましょう。

筋肉にはカリウムが重要

カリウム

バナナには“カリウム”が豊富です。

カリウムは筋肉の収縮に関わるミネラルで、

カリウムが不足すると筋肉がつりやすくなります。

 

汗をかけばカリウムが排出されます。

夏場は特にカリウムが不足しやすい時期です。

 

正常に筋肉を働かせるためにも、バナナでカリウムを摂取しましょう。

ビタミンB群が豊富

ビタミンB

バナナは果物の中で、“ビタミンB群”の量がトップクラスに多いです。

 

ビタミンB1は糖質の代謝をサポートして、エネルギーを作ります。

疲労回復に効果なビタミンです。

 

ビタミンB2は脂質の代謝をサポートします。

脂肪燃焼に欠かせないビタミンです。

 

ビタミンB6は筋肉の超回復に必要なビタミンです。

効率よく筋肉痛を回復させるのに役立ちます。

 

筋トレといえばタンパク質をイメージしますが、

カッコいい体を作るには、ビタミンも重要な役割を担います。

 

肉だけ食べるボディビルダーはいません。

ビタミン・ミネラルの重要性を知っているからです。

バナナでしっかりビタミン・ミネラルも補給しましょう。

飽きたらバナナシェイクもおすすめ

バナナはけっこう飽きます。

調理することがないので、味・食感が変わらないからです。

 

飽きたら“バナナシェイク”にして食べることをオススメします。

バナナに牛乳を加えればカルシウムがプラスされ、

牛乳の代わりに豆乳を使えば、筋トレに必要なタンパク質がプラスされます。

 

工夫すれば飽きずに食べ続けることができますよ。

まとめ

ボディビルダーがバナナを愛用するには根拠があります。

筋トレするならトレーニングの強度も大事ですが、栄養補給も大事です。

 

バナナは手軽に買えるので、

ぜひ筋トレ前の栄養補給に取り入れて下さいね。