ビタミンD

筋トレとビタミンDには深い繋がりがあります。

この記事では、ビタミンDと筋トレについて解説します。

 

なぜビタミンDが筋トレに役立つのか?

ビタミンDが豊富に含まれる食材とは?

筋トレするなら、意識してビタミンDを摂取しましょう!

ビタミンDがなぜ筋トレに役立つのか?

原因

ビタミンDの効果と筋トレについて解説しますね。

筋たんぱく質の合成を促す

筋肉中にはビタミンDを受け取るレセプター(受容器)があります。

そのレセプターとビタミンDが結合すると、

筋たんぱく質の合成が促されます。

ビタミンDの血中濃度の高さが、筋力の高さと比例するという説もあります。

テストステロンをサポートする

筋トレを行うと、テストステロン(男性ホルモン)の分泌が多くなります。

テストステロンは筋肉増強効果があるので、体を大きくしたい時には欠かせません。

しかし“SHBG(性ホルモン結合グロブリン)”というタンパク質は、

テストステロンが筋肉に運搬されるのを阻害します。

ビタミンDはSHBGを抑制し、

テストステロンが筋肉に到達するサポートを行います。

筋肉の炎症を抑える

ビタミンDには炎症を抑える効果があります。

筋トレで発生する筋肉痛は、筋肉が傷つき炎症が起きている状態です。

炎症を抑えるビタミンDは、筋肉痛の回復を助けてくれます。

免疫力アップ

筋トレなどの激しい運動を行うと、免疫力が低下します。

ビタミンD3は抗菌物質を分泌するので、免疫力アップに貢献します。

筋トレのせいで風邪を引いたら、元も子もありません。

ビタミンDで体調を整えましょう。

デトックス効果

ビタミンDには、有害物質を解毒・排出する働きがあります。

筋肉を成長させるには多くの栄養が必要ですが、

有害物質が体内に溜まると、栄養の吸収が上手くいきません。

体内をキレイにすることも、筋トレの効率アップに繋がりますよ。

カルシウムの吸収を助ける

筋トレは筋肉だけでなく、骨も強くする効果があります。

しかしカルシウムを摂らないと負担がかかるだけです。

いずれ骨折などの大きい怪我に繋がるかもしれません。

カルシウムは単体では吸収が難しく、ビタミンDが吸収を助けてくれます。

ビタミンDが多い食材

しらす

  • しらす干し
  • サンマ
  • きくらげ
  • 舞茸

 

野菜・豆類・イモ類には、ほとんど含まれていません。

ビタミンといえば野菜なので意外な結果です。

 

魚・キノコ類・卵に多く含まれています。

しらす干しは必須アミノ酸のリジンも豊富なので、筋トレ時に嬉しい食材です。

ビタミンDと相性の良い成分

カルシウム

・カルシウム

上記でも解説しましたが、ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートします。

カルシウムは吸収率が悪い栄養素です。

食品によっても吸収率に幅があり、10%~50%程度の吸収率だと言われています。

効率よく吸収するためにも、ビタミンDと一緒に摂取しましょう。

まとめ

ビタミンDは日光を浴びることでも生成されます。

しかし現代人は、日光を浴びる機会が減りました。

(デスクワーク、強力な日焼け止めクリームなどが影響)

 

そのため世界的に見ても、ビタミンDは不足気味な栄養素です。

食事での摂取が難しいなら、サプリメントでも良いと思います。

もしくは日光を浴びることを意識して下さい。

 

以上で筋トレとビタミンDの解説を終了します。

最後までご覧いただき、ありがとうございました^^