カリウムというミネラルをご存知でしょうか?
そこまで不足の心配がない成分でしたが、
インスタント食品が増えた現代においては、カリウム不足になる方も多くなりました。
この記事ではカリウムが筋トレにどのように役立つのか?
カリウムの効果を解説していきますね^^
カリウムの筋肉・筋トレへの効果
カリウムと筋肉・筋トレの関係で知ってほしい働きは2つです。
- 神経伝達に関わる
- 筋肉の収縮
細胞内液にはカリウムが存在し、細胞外壁にはナトリウムが存在します。
カリウムとナトリウムのバランスが崩れると、細胞はうまく働くことができません。
外からの刺激に対する神経の働きも鈍くなります。
カリウムとナトリウムの正常なバランスは、カリウムが多くナトリウムが少ない状態です。
しかし現代のインスタント食品などは、塩分過多でナトリウムを多く含みます。
そのためカリウムとナトリウムのバランスが崩れやすいです。
もう一つ、カリウムは筋肉の弛緩に関わります。
カリウムが不足して筋収縮が強くなると、筋肉がつる場合もあります。
カリウムが不足すると、筋力低下・筋肉疲労などを引き起こします。
つまり筋トレの効率を悪くします。
筋トレで汗をかくと、カリウムは体外に放出されます。
夏場は特にカリウム不足に気を付けましょう。
カリウムの過剰摂取に注意
サプリメントなどでカリウムを過剰摂取しないようにしましょう。
とくに腎臓機能に障害がある方は、カリウムの過剰摂取に注意してください。
排出されるはずのカリウムが体内に溜まって、高カリウム血症になる可能性が高まります。
カリウムが多く含まれる食材
- バナナ
- ほうれん草
- ジャガイモ
- さつまいも
- アボカド
- 納豆
この中でも筋トレする方には、バナナが特にオススメです。
バナナにはカリウムはもちろん、ビタミンやエネルギーが豊富に含まれています。
筋トレで失われるカリウム・エネルギーの補給に向いている食材ですよ。
カリウムが含まれた食材を意識して食べるなら、水分補給も意識してください。
カリウムなどのミネラルは水分によって、筋肉に運ばれるからです。
筋トレ以外の効果
カリウムの効果で有名なのは、“むくみ”の解消です。
カリウムが不足しナトリウムの濃度が高くなると、
水分を体に取り込んでナトリウムを薄めようとします。
その結果、むくみが発生します。
むくみが気になる時は、カリウムの摂取をオススメします。
まとめ
普段の生活で、神経伝達や筋肉の収縮を意識することはないと思います。
けれども栄養不足だと、これらの働きも不調をきたします。
夏場の暑いときに筋トレする方、筋肉がつりやすい方は、
カリウムの摂取をオススメします。