魚

筋トレ後はタンパク質を摂って、筋肉を回復させる必要があります。

タンパク質が豊富な食材といえば魚と肉ですよね。

そこで気になるのは魚と肉だと、どのような栄養の違いがあるのでしょうか?

 

そこで筋トレ後の栄養補給における、魚と肉の違いをまとめました!

ぜひ参考にして下さいね^^

魚を食べるメリット

魚

筋トレ後の栄養補給において、魚を食べるメリットを紹介します。

肉類との違いを知って、魚も食事に取り入れましょうね。

脂肪の種類が違う

魚は“不飽和脂肪酸”を多く含み、肉は“飽和脂肪酸”を多く含みます。

肉は冷えると脂肪が白く固まりますが、魚は冷えても脂肪が固まりませんよね。

 

肉の脂肪は血管に溜まりやすく、魚の脂肪は血管に溜まりにくい性質があります。

コレステロール値が気になる方には、肉より魚をオススメします。

脂質が少ない

魚の種類、肉の種類にもよりますが、

魚介類は脂質が少ないです。

 

さらに魚は刺身で食べる機会が多く、

肉は油を使って調理する機会が多いです。

 

このような理由から、肉と比較すると魚は低カロリーです。

減量しつつ筋トレしたい方にオススメですよ。

アルギニンが豊富

魚介類は“アルギニン”というアミノ酸が豊富です。

アルギニンは成長ホルモンの分泌を促します。

 

さらに“クレアチン”合成の原料にもなります。

クレアチンは筋力向上をサポートするので、

負荷の高い筋トレが可能になります。

 

血流をスムーズにする働きもあるので、

様々な方面から筋トレをサポートしてくれる成分です。

カルシウムが豊富

肉と魚との大きな違いはカルシウムの量です。

 

カルシウムと筋トレは関係がないと思っていませんか?

カルシウムは骨の強化に役立つだけでなく、筋肉を収縮させる働きもあります。

 

タンパク質だけでなくカルシウムも、

筋肉の成長に役立ちますよ。

肉よりタンパク質が少ないと思ってない?

勝手なイメージで、魚は肉よりタンパク質が少ないと思われています。

しかし100gあたりのタンパク質量を比較すると、大きな違いがありません。

 

あじ(焼) 27.5
あゆ(焼) 26.6
本マグロ(赤身) 26.4

鶏ささみ 23.0
豚ヒレ肉 22.8
牛モモ肉 21.2

 

このように魚と肉で、タンパク質の違いはそこまでありません。

「魚だから少ない」「肉だから多い」というより、

魚の種類・肉の種類で違いがでます。

魚を食べるデメリット

ここまで魚を食べるメリットを書いてきました。

しかし魚の食べ過ぎにはデメリットもあります。

 

魚には食物連鎖の影響から、水銀を多く含む種類があります。

胎児への悪影響を考え、魚の食べ方の指導を受けた妊婦さんもいると思います。

 

マグロ類・深海魚類・サメ類・クジラ類は特に注意が必要です。

何事も適量を守って食べましょう。

肉を食べるメリット

肉

上記では、筋トレ後に魚を食べるメリットを紹介してきました。

しかし肉の栄養にも、魚と違ったメリットがあります。

魚だけでなく肉も食べて、バランスの良い栄養を摂取しましょう。

人体の筋肉に近い

タンパク質はアミノ酸の組み合わせで成り立っています。

魚に比べると、肉のアミノ酸組成のほうが人体の筋肉に近いです。

筋肉の原料として食べるなら、魚より肉のほうがオススメですよ。

ビタミンB群が豊富

ビタミンB群は、

糖質をエネルギーに変換したり、

脂肪の代謝をサポートしたり、

筋肉の回復に役立ったりと、

筋トレに欠かせない栄養です。

 

肉にはビタミンB群が豊富で、

特に豚肉には多くのビタミンB群が含まれています。

肉を食べるデメリット

脂質が多いので、悪玉コレステロールを増やす原因になります。

そのため肉を食べ過ぎると、生活習慣病を引き起こす可能性が高くなります。

 

さらに消化の際にアンモニアを生成するので、体臭がキツくなります。

消化も遅いので、胃腸内で腐りやすいことも体臭に繋がります。

まとめ

魚と肉の違いを知っていれば、

自分に合った食材を選ぶことができます。

 

とはいえ、どちらか片方ばかり食べるより、

両方バランスよく食べるのがオススメの食べ方です。

 

筋トレ後はタンパク質を摂って、筋肉を作っていきましょうね^^