贅肉

贅肉がついたダルダルのお腹では、何を着てもカッコよくならないですよね。

自信が持てない原因にもなりますし、何一つ良いことがありません。

 

お腹の贅肉は落とすのが難しいという話をよく聞きます。

しかし正しい方法を行えば、そこまで難しくありません。

 

この記事では、お腹の贅肉がなかなか落ちない原因と

効率よく贅肉を取る方法を解説します!

ぜひ参考にして下さいね。

お腹の贅肉がなかなか落ちない原因

お腹の贅肉がなかなか落ちない主な原因を紹介します。

内臓脂肪か皮下脂肪か分かっていない

臓器周りにつく“内臓脂肪”と、皮膚の下につく“皮下脂肪”があります。

内臓脂肪は男性に付きやすく、落ちやすいのが特徴です。

皮下脂肪は女性に付きやすく、なかなか落ちないのが特徴です。

 

外から指でつまめないのが内臓脂肪で、外から指でつまめるのが皮下脂肪です。

 

知っておきたいポイントとして、

内臓脂肪と皮下脂肪では、効果的に落とす方法が異なります。

 

たとえば階段をなるべく使うなど、

こまめな運動を取り入れるダイエットは、落ちやすい内臓脂肪に効果的です。

しかし皮下脂肪は、20分以上の有酸素運動を行わないと落とすことが難しいです。

 

マッサージを行うと、

手でつまめない内臓脂肪への効果はイマイチですが、

皮下脂肪あたりに溜まった老廃物を流すには効果的です。

 

男性は内臓脂肪がつきやすいので、

細かな運動で贅肉を落とす方法をオススメします。

 

女性は皮下脂肪がつきやすいので、

20分以上の有酸素運動・マッサージで贅肉を落とす方法をオススメします。

腹筋トレーニングばかり行っている

腹筋

腹筋を鍛えても、お腹の脂肪が集中的に落ちることはありません。

部分痩せは不可能だからです。

腕だけ贅肉がブヨブヨで、お腹だけ贅肉がスッキリなんてあり得ないですよね。

お腹の脂肪だけ落とす方法は、脂肪吸引くらいしか考えられません。

 

お腹の贅肉を落とすなら、

有酸素運動を行うか、

全身の筋肉を鍛えて基礎代謝(何もしなくても消費されるカロリー)を上げるかです。

 

腹筋だけではなく、

有酸素運動・他の部位の筋トレも取り入れると、効果的に贅肉を落とすことができます。

 

食事制限という方法もありますが、

食事制限だけで痩せるのはオススメしません。

理由は次で解説します。

食事制限のみのダイエットは非効率

食事制限

食事制限を行うと体重が落ちます。

しかし食事制限だけのダイエット方法は、

脂肪ではなく筋肉を落とす可能性大です。

 

お腹の贅肉を落としたいのに、

筋肉を落としても意味がありません。

お腹の贅肉を取るなら、運動を取り入れましょう。

お腹の贅肉を効率よく取る方法

お腹の贅肉を効率よく取る方法を紹介します。

まずは自分に合う方法を1つでも実行してくださいね。

有酸素運動

有酸素運動

手っ取り早くお腹の贅肉を取るなら、有酸素運動がオススメです。

とくに皮下脂肪が溜まりやすい女性は、20分以上の有酸素運動を行ってください。

 

有酸素運動はキツすぎると続きませんが、楽過ぎても効果が期待できません。

1時間ダラダラ歩くくらいなら、20分しっかり走って下さい。

 

もし心拍数を計れる機械があるなら、

以下の数値を有酸素運動の心拍数目安としてください。

 

(220 - 年齢) × 0.6~0.8

 

運動不足の方は0.6をかけて、運動に慣れている方は0.8をかけてください。

 

例:30歳運動不足の方の場合

(220 - 30) × 0.6 = 114

 

有酸素運動の効果を実感するには、

最低でも2週間かかります。

続けるという決意だけは崩さないようにしましょう。

太ももの筋肉を鍛える

スクワット

人体で最も大きい筋肉は大腿四頭筋(太ももの筋肉)です。

お腹の贅肉と関係なさそうですが、

筋肉が大きくなると基礎代謝が上がります。

 

大きい筋肉である太ももを鍛えると、基礎代謝も上がりやすいです。

 

腹筋も大きく見えますが、じつは大きくなりづらい筋肉です。

太もも・腕がデカい人はいますが、腹筋がデカいと感じることはないですよね。

そのため鍛えても基礎代謝アップに貢献しづらいです。

 

太ももはスクワットで鍛えることができます。

お腹の贅肉を落としたい、太りにくい体を作りたいなら、太ももを鍛えましょう。

低GI値の食材から食べる

サラダ

GI値とは食材の血糖値の上がりやすさを示した数値です。

血糖値が上がると“インスリン”が分泌されます。

インスリンは血糖値を下げるだけでなく、脂肪を体内に蓄える働きがあります。

そのため高GI値の食材は贅肉を作る原因になります。

 

【食材のGI値例】

  • 食パン…95
  • 白米…88
  • うどん…85
  • レタス…23
  • ほうれん草…15

 

お腹の贅肉を落とすなら低GI値の食材から食べて、

血糖値が上がりにくい状態を作りましょう。

野菜・肉類などから食べ始めることをオススメします。

コーヒーは脂肪を燃えやすくする

コーヒー

脂肪を燃えやすくする食材は数多くありますが、

オススメを挙げるなら“コーヒー”です。

 

コーヒーに含まれるカフェインは、

脂肪分解酵素のリパーゼを活性化させます。

 

さらにカフェインは集中力を高めてくれます。

筋トレのやる気を引き出したい時にもオススメです。

 

コーヒーは低カロリーなので、

贅肉を落としたいときにオススメできる食材です。

(注:コーヒーにミルクや砂糖を入れると高カロリーになります)

 

【関連記事】

体を冷やさない

温める

基礎代謝量は筋肉量でも左右されますが、

内臓の働きも大きいです。

そのため内臓の働きが鈍いと基礎代謝も上がりにくくなります。

 

内臓の働きを活発にするには、体を冷やさないことが重要です。

エアコンの当たり過ぎ、シャワーだけの入浴、冷たい物の食べ過ぎ、

これらは体を冷やす大きな原因です。

贅肉を取るなら入浴・運動で体を温めましょう。

ストレス対策

ストレス

ストレスを感じると“コルチゾール”というホルモンが分泌されます。

コルチゾールには筋肉を分解して、脂肪を蓄える働きがあります。

 

さらに肌や細胞の老化にも関係があるので、ハリのある体づくりを邪魔します。

ストレスは気づきにくいものなので、意識してストレス発散の機会を作りましょう。

睡眠

睡眠

睡眠中に多く分泌される“成長ホルモン”は脂肪を燃焼させます。

成長ホルモンが多く分泌される時間帯は22時~2時です。

さらに成長ホルモンは筋肉の成長も助けます。

 

夜更かしすると夜食を食べたくなります。

なるべく早寝早起きすることが、お腹の贅肉を落とすコツですよ。

まとめ

贅肉を取るのは一朝一夕では上手くいきません。

どのような方法が自分に効果的なのか?

贅肉がつく原因と効果的に落とす方法を理解して、ダイエットに励んで下さいね!

 

お腹の贅肉を落として、カッコいい体型を作りたい方は、

こちらの記事も参考にして下さいね!