筋トレを止めると、どれくらいの期間で筋肉は落ちるのでしょうか?
せっかくの筋肉が落ちるのは防ぎたいところ。
そこでこの記事では以下の2点を解説します。
・どれくらいの期間で筋肉は落ちるのか
・筋肉を維持する筋トレ頻度・方法
筋肉を維持する筋トレ頻度は、意外と少なくて大丈夫ですが、
気を付けてほしいポイントもあります。
ぜひ参考にしてくださいね^^
どれくらいの期間で筋肉は落ち始める?
1週間ほどで筋力が落ち始め、
2週間ほど経つと筋肉量が落ちると言われています。
筋トレ初心者の方は「筋力と筋肉量の違いは?」と考えますよね。
たとえば「60kgのベンチプレスを挙げていたが、50kgしか挙がらない」
これは筋力の低下です。
「筋肉が落ちて貧弱な見た目になった」
これは筋肉量の低下です。
数日空いただけで、大きく筋肉が落ちることはありません。
見た目でわかるくらい筋肉が落ちるには、最低でも2週間かかります。
どれくらいの期間で筋トレする前の体型に戻る?
どれくらい期間が空けば、筋トレする前の元の体型に戻るのか?
これはトレーニング期間によります。
たとえば筋トレ経験のない方が、2ヶ月間筋トレをして筋肉をつけたとします。
その後特にトレーニングをしなかった場合、
2ヶ月経てば元の体型に戻る可能性が高いです。
5年間筋トレした人が、2ヶ月間でヒョロヒョロになるとは考えにくいですよね。
学生時代に部活動で長くトレーニングを積んだ方が、
社会人になってもガタイがいいのはそのためです。
筋肉を維持するためには週1の筋トレで充分?
筋肉が落ちるのを防ぐには、どれくらい筋トレ頻度が必要なのか?
じつは週1回の筋トレで筋肉が落ちるのを防げます。
ただし注意してほしいのが、
筋トレの強度(負荷)は落とさないことです。
筋トレ頻度を週5回から3回に変えても、2時間から1時間に変えても、
いきなり筋肉が落ちることはありません。
しかし強度(負荷)を落とすと、筋肉の維持が難しくなります。
つまり週2回楽な筋トレをするくらいなら、
週1回キツい筋トレをしたほうが筋肉を維持できます。
筋肉が落ちるのを防ぐなら、強度の高い筋トレを最低週1で行いましょう。
マッスルメモリーという現象
“マッスルメモリー”という言葉をご存知でしょうか?
たとえ休んで筋肉が落ちても、
トレーニングを再開すれば、
鍛えていた頃の体型に早く戻れる現象を指します。
つまり1年間しっかり鍛えた後、1年間サボって元の体型に戻ったとしても、
また1年間鍛えなおす必要はありません。
数ヶ月鍛えれば、ピーク時の体型になる可能性が高いです。
マッスルメモリーの全容は未だ明らかにされていませんが、
筋線維の中の”核”が関わっているという説があります。
一定レベルを超えて鍛えると、筋線維の中の”核”が増えます。
この”核”は筋線維が細くなっても、ある程度の期間は筋線維の中に残ります。
この”核”が筋肉の状態を記憶しているのではという説です。
「学生時代は運動部でカッコいい体だったんだけどな…」
「年をとってから筋トレをしても効果が薄いんじゃ…」
こう思っている社会人の方こそ、
筋トレでマッスルメモリーを実感できると思いますよ^^
まとめ
筋肉はそう簡単に落ちるものではありません。
ただしサボり続ければ元の体型に戻ります。
せっかく筋肉つけたなら体型を維持するために、
週1回は鍛えることをオススメします^^