筋肉をつけると基礎代謝量が上がり、痩せやすい体質になります。
とはいえ筋肉のつきすぎで、ゴツくなるのは嫌ですよね。
そこでこの記事では、下記のポイントを解説します。
- ゴツくなりやすい筋肉と、ゴツくなりにくい筋肉
- 筋肉のつきすぎを防ぐ筋トレ方法
- プロテインを飲むと筋肉はつきすぎるのか?
筋トレしたいけど、筋肉のつきすぎが気になる女性は、
ぜひ参考にして下さいね^^
速筋を鍛えるとゴツくなりやすい
筋肉には“速筋”と“遅筋”があります。
速筋は瞬発力やパワーに優れた筋肉で、ゴツくなりやすいのが特徴です。
- 短距離走
- ウエイトリフティング
- レスリング
このような競技の選手は速筋が発達しています。
ゴツい方が多いですよね。
一方、遅筋はスタミナに優れた筋肉で、ゴツくなりにくいのが特徴です。
- マラソン
- 競歩
- ダンス
スタミナ重視の競技の選手は遅筋が発達しています。
スリムな方が多いですよね。
速筋は大きくなりやすい筋肉です。
筋肉のつきすぎが嫌な女性は、遅筋を鍛えればいいのです。
筋肉のつきすぎを防ぐオススメの筋トレ方法
筋肉のつきすぎを防ぐ筋トレ方法は、遅筋の割合が多い筋肉を鍛えることです。
筋肉の割合はだいたい速筋5:遅筋5です。
けれども部位によっては、遅筋が多い部位もあります。
たとえば腹筋は遅筋が多い筋肉です。
意外かもしれませんが、腹筋はゴツくなりにくい部位です。
ボディビルダーの腕や太ももは、
一般人の3倍ほどの太さになりますよね。
しかし腹筋の厚さが一般人の3倍もある人はいません。
遅筋が多い部位は、体の体幹部です。
腕や足の筋トレをするのではなく、腹筋・背筋の筋トレをオススメします。
インナーマッスルは鍛えても、ゴツくなりにくい
腹筋・背筋の筋トレ以外でオススメなのが、インナーマッスルの筋トレです。
インナーマッスルは薄い筋肉です。
インナーマッスルのつきすぎで、体がゴツくなるとは考えにくいです。
インナーマッスルを鍛えると、姿勢も良くなります。
スリムな女性は姿勢の良い人が大半です。
器具がなくても簡単に鍛えられるのがインナーマッスルです。
ぜひインナーマッスルの筋トレも取り入れましょう。
遅筋は脂肪を燃やしやすい
遅筋は脂肪を燃やしやすい筋肉です。
速筋は主に糖をエネルギーにします。
けれども遅筋は主に脂肪をエネルギーにします。
脂肪がつきやすい女性にとって、
遅筋はダイエットの大きな味方ですよ。
プロテインを飲んでも筋肉はつきすぎない
筋トレ初心者の女性から、
「プロテインを飲んだら、筋肉がつきすぎませんか?」
という質問をいただきます。
プロテインは筋肉増強剤ではありません(笑)
ただの栄養です。
豆腐や鶏肉を食べてるのと、大して変わりません。
豆腐を食べただけで、一気に筋肉がつきすぎることはないですよね(笑)
むしろ筋トレ後に栄養補給をしないと、
筋肉は傷ついたままで疲弊していきます。
筋トレのメカニズムはご存知でしょうか?
筋トレで筋肉を傷つけて、
タンパク質などの栄養を摂ると、
以前より大きな筋肉に成長するのです。
つまりどれだけ筋トレしようと、
プロテインなどで栄養を摂らないなら、筋トレする意味がありません。
せっかく筋トレするなら、プロテインの摂取をおすすめします。
オススメのプロテインはソイプロテイン
プロテインには様々な種類がありますが、
女性におすすめのプロテインは“ソイプロテイン”です。
大豆を原料としたソイプロテインには、
“イソフラボン”が豊富に含まれています。
イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをしてくれます。
そのため女性らしい体を作るのに役立ちます。
キレイな肌・髪を作るサポートもしてくれます。
このようにソイプロテインは、美容にも役立つプロテインです。
さらにプロテイン1杯のカロリーは意外と低いです。
大豆が原料のソイプロテインは、特にカロリーが低くなります。
おすすめのソイプロテインは、下記の記事で紹介しています。
効率よく筋トレの成果を出したい方は、ぜひ参考にして下さいね。
まとめ
筋肉のつきすぎを心配する女性は多いです。
確かにゴツくなるのは避けたいと思います。
けれども女性は筋肉がつきにくい体質です。
ちょっと筋トレしただけで、ゴツくなる可能性は低いです。
仮にそれでも筋肉がつきすぎたとしましょう。
しかし筋肉はトレーニングをサボると落ちていきます。
筋肉がつきすぎたと思ったら、筋トレを止めればいいだけの話です。
女性は筋肉のつきすぎを、
そこまで心配しなくても大丈夫ですよ^^