筋トレといえば肉類を食べるイメージが強いです。
しかしタンパク質だけで筋肉は成長しません。
野菜や果物も筋肉の成長に役立ちます。
今回は筋トレする方に人気の野菜、ブロッコリーについて解説します。
なぜブロッコリーが筋トレマニアの間で人気なのか?
ブロッコリーの栄養を知れば、納得できると思います^^
ブロッコリー100gあたりの栄養
項目 | 数値 |
---|---|
カロリー | 33kcal |
炭水化物 | 4.3g |
たんぱく質 | 4.3g |
脂質 | 0.5g |
カリウム | 360mg |
カルシウム | 38mg |
鉄 | 1.0mg |
ビタミンB1 | 0.14mg |
ビタミンB2 | 0.20mg |
ビタミンB6 | 0.30mg |
ビタミンC | 120mg |
ブロッコリー100gは8~10切れくらいです。
100g食べても33kcalです。
ダイエット・減量したい方に嬉しいポイントですね。
筋トレに役立つ栄養
ブロッコリーの栄養が、どのように筋トレの役に立つのか解説します。
タンパク質
ブロッコリーは野菜ですが、筋肉の原料であるタンパク質が豊富です。
同じく低カロリーなモヤシと比較すると、約2.5倍も異なります。
これだけのタンパク質を含む野菜はブロッコリーくらいです。
肉類はどうしても高カロリーになります。
ダイエット目的で筋トレするなら、ブロッコリーをオススメします。
ビタミンB群
ビタミンB群は筋トレに欠かせない栄養です。
たとえばビタミンB1は、炭水化物をエネルギーに変える働きがあります。
ビタミンB1が働かず筋トレのエネルギーが不足すると、
体は筋肉を分解してエネルギーを作ります。
ブロッコリーと同じくタンパク質が多い野菜に芽キャベツがあります。
けれどもブロッコリーは芽キャベツよりも、
ビタミンB1を3倍以上、ビタミンB2を6倍以上も多く含んでいます。
ビタミンC
ビタミンCには抗酸化作用があるので、筋肉痛の回復をサポートしてくれます。
ブロッコリーにはビタミンCが、レモンの約2倍含まれています。
食物線維
腸内環境を整えることで、栄養を体に吸収しやすくなります。
どれだけサプリメントを飲もうが、栄養を吸収できないと筋肉は大きくなりません。
レタス100g(約1/4)よりも、ブロッコリー30gのほうが多くの食物繊維を含んでいます。
“I3C”と”インドリルメタン”が凄い!
ブロッコリーには“I3C”と“ジインドリルメタン”が含まれています。
これはアブラナ科の植物に含まれる化学物質です。
女性ホルモンには、脂肪を蓄えるという働きがあります。
筋トレ・ダイエットする方にとってはマイナスの働きです。
“I3C”と”ジインドリルメタン”は、脂肪を蓄える働きを抑えてくれます。
脂肪がつきやすい体質だと悩んでいる方は、
女性ホルモンが関係している可能性もあります。
ブロッコリーはキレのある筋肉を作るサポートをしてくれますよ。
栄養が豊富なのは”茎”
ブロッコリーの茎は食べられます。
旨味・栄養ともに豊富です。
ただし茎の皮は硬いです。
そのため皮は剥いて食べましょう。
皮を剥いた茎を乱切りにして、味噌汁に入れると美味しいですよ。
ブロッコリーの調理方法について
ブロッコリーの栄養は熱に弱いので、茹ですぎると流出します。
けれども、そこまで神経質になる必要もありません。
茹でた後も、ミカンの2倍ほどのビタミンCが含まれています。
切り口から流出するので、細かく切らずに茹でればいいのです。
ラップに包んで電子レンジで温めれば、
栄養の流出を最小限に留めることができます。
筋トレに野菜は必要だけど…
筋肉を発達させるには、タンパク質だけでなくビタミンやミネラルも必要です。
そのためボディビルダーは、肉類だけでなく色々な野菜を食べます。
けれどもレタス、きゅうり、茄子といった野菜はほとんど水分です。
ダイエットでお腹を膨らますには良いですが、
筋肉をつけたい時にはオススメできません。
筋肉を成長させるには、栄養が大量に必須だからです
筋トレするときに食べる野菜はブロッコリーやホウレン草などの、
栄養価が高い野菜をおすすめします。
まとめ
普通にスーパーで売ってるブロッコリーですが、
世界中のマッチョが絶賛するほど筋肉に良い野菜です。
ちなみに白米をブロッコリーに変えた弁当を販売しているところもあります(笑)
筋トレしない人からしたら滑稽な感じもしますが、
筋トレする人たちから絶賛を受けているようです(笑)
簡単に手に入る野菜なので、筋トレ・ダイエットを行う人は、
積極的に取り入れていきましょう!